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  3. 6月の余韻|みたらい渓谷と、吉野川の蛍。

6月の余韻|みたらい渓谷と、吉野川の蛍。

2026 4/10
Journal
2026年4月10日

6月の奈良は、雨と緑の季節だ。

梅雨の晴れ間を選んで、天川村へ向かう。みたらい渓谷——エメラルドグリーンの淵と、大小の滝が連なる渓谷は、新緑のこの時期が、一年で最も水の色が鮮やかだと思う。

みたらい渓谷 新緑

みたらい渓谷へ

天川川合を起点に、遊歩道を歩く。川沿いの道は木々が高く、日差しがまだらに差し込んでくる。ひんやりとした空気の中に、水の音だけがある。

吊り橋の上に出ると、眼下にみたらいの滝が見える。岩を割るように流れ落ちる水と、その下に広がる深い碧の淵。梅雨の雨を集めた川はいつもより勢いがあり、飛沫が顔まで届いた。橋の上でしばらく立ち止まって、ただその景色を見ていた。

みたらい渓谷 橋

新緑の季節が終わると、次は紅葉が待っている。11月上旬、全山が色づくみたらい渓谷の秋は、近畿随一とも言われる。同じ渓谷が、まったく違う顔を見せる。

みたらい渓谷 秋

みたらい渓谷から余韻まで、車で約1時間。山を下る道には、ずっと緑が続く。


チェックインの後に

16時、余韻の扉を開ける。

余韻 玄関

来る途中に、買い出しを済ませてある。台所に荷物を下ろして、夕食の支度を始める。渓谷を歩いた疲れが、じんわりと脚に残っている。手を動かしながら、外の光がゆっくりと変わっていくのを眺めた。

余韻 レコードとソファ

夜、蛍へ

食事を終えてから、外へ出た。

6月の夜は、まだ体に優しい。宿の近くを流れる吉野川の土手を歩くと、草の間から光が浮かぶ。一つ、また一つ。目が慣れてくると、川沿いのいたるところで、小さな光が漂っているのがわかる。風もなく、蛍たちはゆっくりと動いていた。声を出す気にならなかった。

ほたる

翌朝

朝日で目が覚めた。古い建具の窓から、光が差し込んでいる。

庭に出ると、梅雨の朝らしく、空気が湿っていた。植物の緑が濃い。コーヒーを淹れて、椅子に座る。昨夜の川沿いのことを、ぼんやりと思い返した。蛍の光は、目を閉じるとまだ浮かんでくる。


チェックアウトの朝に

チェックアウトは11時。出発前に、新町通りを歩く。

〔写真:五條新町通り〕

6月の朝の通りは、人が少ない。chocobanashiで一杯飲んでから、車に乗る。それが、この旅の締めになる。


余韻
奈良県五條市本町2丁目6-24
チェックイン 16:00 / チェックアウト 11:00

みたらい渓谷
奈良県吉野郡天川村北角
遊歩道コース(天川川合〜みたらい渓谷)約2.8km/約45分
余韻より車で約1時間

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